
ロングテールSEOとショートテールSEOって、どっちのほうが早く結果が出るの?
今回はこのような疑問がある方向けに記事を書いています。
これ、SEOを意識し始めたときの私が一番気になった疑問でした。ネットで調べてもいろんな意見があって、正直どっちを信じればいいのかわからなかったんですよね。でも今ならはっきり言えます。
ロングテールSEOのほうが、早く結果が出やすい。
もちろんショートテールSEOの方が強いのは確かですが、それはブログが育ってからチャレンジしていく方がいい。
この記事では、ロングテールとショートテールの違いや、それぞれの効果が出るまでの時間、実際にどんな戦略が効果的かを解説していきますね。
ロングテールSEOとショートテールSEOの違いってなに?
キーワードの長さと意味の違い
ロングテールキーワードは、「高校生 ブログ 始め方」みたいに複数の単語を組み合わせたもの。検索する人の意図がハッキリしてるので、こちらも具体的に答えやすいんですよね。
一方、ショートテールキーワードは「ブログ」とか「受験」みたいな1〜2語で構成されたキーワード。検索回数は多いけど、何を知りたいかが曖昧なので難しい。
ライバルの数と難易度の違い
ロングテールは検索される回数が少ない分、競合も少ないし、検索意図が明確なので訪問者のニーズにも応えやすい。だから、SEO初心者でも上位を狙いやすいんです。
逆にショートテールは、有名企業や大規模メディアが本気で狙ってるキーワード。正直、最初からここで勝負するのは無謀です。
アクセス数と成約率の違い
ショートテールで上位に表示されるとアクセスは爆発的。でも、検索する人の目的が曖昧な分、成約に繋がりにくいことも多いんですよね。
ロングテールは逆で、アクセスは少ないけど検索意図が明確。「買いたい」「申し込みたい」みたいな人が多いので成約しやすいです。
ロングテールSEOの効果が出るまで【目安は3〜6ヶ月】
成果が出やすくなる4つの要因
- サイトの信頼性(ドメインパワー)
- コンテンツの質と更新頻度
- ライバルの少なさ
- サイト構造や表示速度などの技術面
ドメインパワーは最初はどうしようもないけど、それ以外は最初から取り組めます。
初心者向けなのはロングテール
競合が少ないってだけで、かなり有利。たとえば「高校生 初めてのブログ 記事の書き方」なんてキーワード、大手は狙ってません。こういう隙間を狙えるのがロングテールの強さです。
私の経験ですが、週に2〜3記事を投稿し続けたら、4ヶ月で1記事が月1,000PVを突破しました。ちなみにその時に書いた記事は「在宅ワーク おすすめ 静音 マウス」というキーワードで、実際に使ってみて良かった製品をレビューした内容を記事にしたものでした。6ヶ月目には月5,000PVになってました。
当時はブログ初心者だった私でも、一歩づつ続けてここまでいけました。
ショートテールSEOはどれくらいで結果が出る?【目安は半年~1年以上】
なぜ時間がかかるのか?
理由は単純。ライバルがめちゃくちゃ強いからです。
例えば「転職」や「ブログ」なんてワード、企業が本気でお金をかけて対策してます。それに勝つには半年〜1年以上は覚悟が必要です。
上位表示できればアクセスが爆発する
成功すれば月間10万PVとかも現実になります。
ただし、「上位表示できれば」です。再現性は低めなので、まずはロングテールで土台を固めましょう。
結局どっちがいいの?【両方使うのが最強】
私のおすすめは、ロングテール→ショートテールの順で攻める戦略です。
まずはロングテールで戦える力をつける
初心者や新サイトは、まず100記事を目標にロングテールで鍛えるのがベスト。なぜなら、ロングテールキーワードは競合が少なく、検索意図が明確なため、最初から上位表示が狙いやすいからです。
100記事という数字は単なる目安ではなく、Googleから「このサイトはしっかり運営されているな」という信頼を得るためでもあります。
初めはアクセスが少なくても、継続して記事を増やしていくことで、徐々にトラフィックが積み上がり、サイト全体の評価も上がっていきます。
また、数をこなすことでライティング力やキーワード選定力も自然と鍛えられるので、結果的に中長期的なSEOに対する力が身につきます。
実力がついたらショートテールに挑戦
月1万PVくらい取れるようになったら、ショートテールにも挑戦してOKです。
この段階まで来ると、ライティング力や内部リンクの設計も自然と身についてるので、戦えるフィールドが広がります。
ロングテールSEOで成果を早める5つのコツ
1. 検索意図にピッタリのキーワードを選ぶ
「どんな悩みで検索してるか?」を想像するのが超大事。
たとえば「一眼レフ カメラ 初心者 おすすめ」という検索なら、「どんなカメラを買えばいいの?」という悩みが想像できますよね。この検索意図にぴったり合った記事を書くことが大切。
検索ボリュームが多くても、意図が曖昧なキーワードは避けましょう。SEOでは「誰に何を届けたいか?」が勝負を分けます。
2. 100記事目指して継続する
SEOはマラソンみたいなものです。一気に結果が出るわけではないけど、しっかり継続すれば数字はついてきます。
まずは100記事を目指しましょう。この「量の積み重ね」が、Googleにとっての信頼の証になります。
途中で挫折しそうになるかもしれませんが、10記事、30記事、50記事と少しずつ前に進めば大丈夫です。質も大切だけど、まずは量から。量が質を生むフェーズが、必ずやってきます。
3. 関連記事はしっかり内部リンクでつなぐ
記事同士をつなげる内部リンクは、SEOでも読者導線でもめちゃくちゃ重要です。似たテーマの記事は積極的にリンクしましょう。
たとえば「SEOとは?」というピラーページを作って、「ロングテールSEO」や「内部対策」などの具体的な記事をサテライトとしてつなげます。これをトピッククラスターと言うのですが、今は用語なんかは覚えなくてもいいです。
Googleに「このサイトはSEOに詳しい!」と思ってもらえると、評価も上がりやすいので意識してみてください。
4. 表示速度とスマホの対応をする
どんなに良い記事を書いても、ページが重いと読者はすぐに離れてしまいます。
特にスマホユーザーが多い今、表示速度は即ページ離脱につながります。
画像は圧縮する、余計なスクリプトは読み込まない、モバイルでもレイアウトが崩れないようにする。
こうした細かい部分も、成果の早さに影響します。技術が苦手でも、基本的な改善だけで劇的に変わることも多いので、ぜひ見直してみてください。
5. 数字は必ず見る(特にCV)
順位やPV(ページビュー)をチェックするのはもちろんですが、それ以上に大事なのが「コンバージョン(CV)」です。つまり、問い合わせが増えたか? 購入に繋がったか? という部分。
検索で来てくれた人が、行動を起こしてくれたかどうか。Google Analytics(アナリティクス)やSearch Console(サチコ)などのツールで、数字を見ながら改善を繰り返すことが、SEOの成功には欠かせません。
まとめ:ロングテールとショートテール、どっちで攻める?
ロングテールSEO: 成果まで早い。初心者向け。成約率も高め。
ショートテールSEO: 成果まで時間かかる。だけど、成功すれば超強い。
まずはロングテールでしっかりと土台を作り、そこからショートテールにステップアップ。これがSEOで勝つ王道ルートです。
私も最初は右も左もわからなかったけど、地道に続けてたら結果が出るようになりました。焦らなくて大丈夫です。少しづつチャレンジしてみてください。
今回は以上です。