
アクセス解析って聞いたことあるけど、何をどう見ればいいのか全然わからない…。SEO対策したいけど、何から手をつければいいのかな…
今回は、このような悩みを解決すべく記事を書いていきます。
SEO初心者向けに、「アクセス解析とは何か」、そして「どうやって使えばいいのか」を、わかりやすく解説していきます。
この記事を読むことで、あなたはアクセス解析ツールを使ってサイトの改善ポイントを見つけられ、実際にアクセスアップにつなげるスキルを身に付けられるような構成にしました。
正直私も最初の頃はアクセス解析って難しそうだな…と思っていた時期がありましたが、使い方のコツを掴めば、サイト改善にめちゃくちゃ役立つ武器になります。
この記事を最後まで読んで、今日からアクセス解析を味方につけてくださいね。(^^)/
アクセス解析とは?SEO初心者にもわかる基本の考え方
アクセス解析がSEOに不可欠な理由
アクセス解析とは、かんたんに言うと「サイトに来た人がどんな行動をしたか」を数字で見ること。たとえば、『どのページを何分くらい読んでくれたか』や『どのページから別のページに移動したか』などがわかります。
SEOを頑張っても、ほっといたら驚くような成果が出るわけじゃありません。
データを見ながら、「ここを直したほうがいいな」と改善していくこと。たとえば、タイトルをもっと目を引くものに変えたり、内部リンクを増やしてページ同士をつなげたりすることができます。
これが、本当のSEOの戦略です。
アクセス解析で得られる主なデータ
- どのキーワードで訪問者がサイトにたどり着いたのか(ユーザーの検索意図を探る手がかりになります)
- どのページで訪問者が離脱しているのか(コンテンツに問題がないか、次のアクションに誘導できているかをチェックするポイント)
- どのページで訪問者が長く滞在しているのか(魅力的なコンテンツや満足度の高い情報が提供できている可能性が高い)
こういったデータを丁寧に読み解くことで、サイトの「うまくいっている部分」をさらに伸ばし、「改善が必要な部分」をピンポイントで特定して、効率的に成長させることができます。これがSEO成功のカギです。
SEO初心者が抑えておきたい必須ツール2選
Google Analytics (GA4)の基本と活用ポイント
GA4は、サイトに訪れたユーザーが「どんな行動を取ったか」を詳しく記録してくれるツールです。たとえば、次のようなデータが見られます。
- ユーザー数:何人の人がサイトに来たか
- セッション数:何回サイトに訪問されたか
- ページの表示回数や滞在時間:どのページが人気か、どれだけ読まれているか
まずは「ユーザー数」や「セッション数」をチェックして、サイトの訪問者数の変化を確認しましょう。そして「人気のページ」「すぐに離脱されているページ」などを見つけることで、どこを強化・改善すればいいかが見えてきます。
こまめにチェックすることで、小さな課題にも早く気づき、コツコツと改善を重ねていくことができるようになります。初心者の方でも、まずは数字に慣れることから始めれば大丈夫ですよ。
Google Search Console (GSC)の基本と活用ポイント
GSC(Google Search Console)は、ユーザーがあなたのサイトに「来る前」の情報を教えてくれるツールです。たとえば、次のようなことがわかります。
- どんな検索キーワードで、あなたのサイトがGoogleに表示されているか
- そのキーワードで、何回ぐらい検索結果に出たのか(表示回数)
- 表示されたうち、何回クリックされたのか(クリック数)
ここで特に注目したいのは、「表示されているのにクリックされていない」場合です。これは、検索結果に出てきても、ユーザーが「このサイトは自分に関係ないかも」と思ってスルーしているサイン。
そんなときは、サイトのタイトルや説明文(ディスクリプション)をもっと魅力的に書き直すチャンスです。
例えば、ただ「おすすめカフェまとめ」ではなく、「【保存版】渋谷で絶対行くべきカフェ10選|おしゃれ・穴場も紹介!」みたいに、思わずクリックしたくなる工夫をしていきましょう。
初心者でもできるアクセス解析の使い方ステップガイド
①最初に「目標」を設定する
アクセス解析を始める前に、必ず「目標(ゴール)」を決めましょう。
例えば、以下のような感じです。
- オーガニック検索からの訪問者数を3ヶ月で10%増やす!
- お問い合わせフォームの送信件数を月に5件アップさせる!
- ブログ記事から商品ページへのクリック率を20%にする!
目的がないままデータを見ていても、「ふーん、増えたのかな?減ったのかな?」で終わってしまい、具体的な改善にはつながりません。
目標を立てておくと、データを見る視点がハッキリするし、「今やるべきこと」が見えやすくなります。
最初はざっくりでもOKなので、必ず「こうなったら嬉しい!」というゴールを設定してからスタートしましょう。
②データの見るべきポイントを絞るコツ
アクセス解析を始めると、実にたくさんのデータが流れてきます。初心者が全部を見ようとすると、正直パンクしてしまうんですよね。
だからこそ、「見るべき場所」を絞ることがとても大切です。
特にSEOの初心者のうちは、以下のポイントに集中してみてください。
- オーガニック検索(自然検索)からのアクセスデータ
- ランディングページ(ユーザーが最初に訪れたページ)のパフォーマンス
- サーチクエリ(検索キーワード)の分析
この3つは、SEOに直結する超重要なデータです。
どのページが最初の入口になっているか?
どんなキーワードでユーザーがサイトに来ているか?
こういった視点でデータを見ていくと、効率よく改善ポイントを見つけることができます。
まずは「絞り込んで」「少しずつ慣れていく」ことを意識してみましょう。
分析から改善までの簡単PDCAサイクル
∟まずは「どこを目指すか」をハッキリ決めます。たとえば「検索からの訪問数を3ヶ月で20%増やす」など、具体的な目標を設定しましょう。
Do(実行)
∟決めた目標に向かって、SEO対策やコンテンツ改善を実際に行います。キーワード選定や記事リライト、新しい記事作成などがここに当たります。
Check(確認)
∟実行した後は必ずデータを確認します。Google AnalyticsやSearch Consoleで「目標に近づけているか」「どんな変化があったか」をチェックしましょう。
Action(改善)
∟データをもとに、さらに良くするための改善策を実施します。「もっと効果的なタイトルにする」「内部リンクを強化する」など、次のアクションを起こしていきます。
このPlan → Do → Check → Action をぐるぐる回していくことこそが、SEOでコツコツと成果を積み上げる一番の近道です。
アクセス解析データを活用してSEOを改善する方法
クリック率(クリックされる確率)改善に挑戦しよう
サーチクエリ(検索キーワードごとのパフォーマンス)を見ると、CTR(クリック率)が低いものが見つかることがあります。
CTRが低いというのは、検索結果には出てきているのに、ユーザーがあなたのサイトをなかなかクリックしてくれない状態です。
これは多くの場合、ページタイトルや説明文(メタディスクリプション)が分かりにくかったり、魅力が不足していることが原因の可能性が高いです。
例えば、検索結果に「〇〇とは?」とだけ書かれていたら、他にもっと具体的でワクワクするようなタイトル、例えば「〇〇とは?初心者でも5分でわかる超入門ガイド!」みたいなページに負けてしまいますよね。
だから、サーチクエリでCTRが低いものを見つけたら、まずはそのページのタイトルや説明文を、よりわかりやすく、魅力的に、クリックしたくなる表現にブラッシュアップしてみましょう。
実はこれだけでも、トラフィックがドカンと増えることがよくあります。
初心者でもすぐに取り組める、超効果的な改善ポイントですよ。
ユーザーの次の動きを分析してみる
エンゲージメント率やユーザーの行動パターン(ユーザーフロー)を使って、ユーザーがサイト内でどのように動いているかを詳しく観察してみましょう。
エンゲージメント率が高いページは、ユーザーがしっかりと内容を読んでくれているサイン。一方で、特定のページでエンゲージメント率が低かったり、すぐに離脱してしまう箇所があれば、そのページに問題がある可能性があります。
たとえば、次のポイントをチェックしてみてください。
- 途中で読まれなくなっている記事はないか?(スクロール率や滞在時間を見る)
- 次のページへの誘導(内部リンク)がちゃんと機能しているか?
- 読み込み速度が遅くないか?デザインが見にくくないか?
こうした細かい行動データを見ていくと、「どこを改善すればもっと読まれるサイトになるか」が自然と見えてきます。初心者でも、まずはシンプルな動きのパターンから確認してみるといいですよ。
まとめ|SEO初心者こそアクセス解析を武器にしよう
最初は、データがごちゃごちゃに見えて、「こんなの無理かも…」と感じるかもしれません。
でも、心配しなくて大丈夫です!
この記事で紹介したように、まずは小さな目標を決めて、一歩ずつデータを見ていけばOK。
難しければ、たとえば「この1週間で人気ページをチェックしてみる」など、簡単なことから始めてみるといいです。
アクセス解析は、最初は難しく感じても、慣れればあなたの一番の味方になります。
「SEOでの成功なくしてブログの成功はなし」です。データを味方につけて、コツコツ改善を重ねていきましょう。
今回は以上です。