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ロングテールキーワードの選び方を解説【初心者ならこれだけでOK】

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頑張って記事を書いたのに検索されない…。
キーワードの選び方が間違っているのかな?

このような悩みを解決するために、記事を書いていきます。

実はこれ、初心者だった頃の私もまったく同じ状況でした。

ブログを始めたばかりの頃は、「とにかく記事を量産しよう!」と思って、なんとなく思いついたネタで書き続けてました。でも、全然読まれない。アクセスも増えない。一生懸命に書いていただけに正直、挫折しかけました。

そんな私の状況を変えるキッカケになったのが、今回紹介する「ロングテールキーワード戦略」です。

アクセスを少しづつでも伸ばしたいなら、絶対に知っておくべき知識なので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

ロングテールキーワードとは?【初心者でもわかる】

3語以上の具体的な検索語がロングテール

ロングテールキーワードとは、「ブログ 始め方 初心者」「ブログ ネタ 探し方 コツ」みたいに、3語、4語と単語が組み合わさったすこし長めの検索キーワードのことです。

よくある「ブログ」みたいな1語のビッグキーワードとは違って、検索回数は少なくなるけど、検索する人の意図がすごく具体的になります。

検索意図がハッキリしてる=読まれる確率が高い

「ブログ アクセス 増やす 方法」と検索する人って、まさにその情報が欲しい人です。

つまり、そのニーズに応える記事を書いて上位表示されれば、クリックされやすくなる=読まれる可能性が高くなる、ということ。

読者が求めてる情報にピンポイントで答えるのがロングテール戦略です。

競合が弱いから初心者でも戦える

ビッグキーワードだと、大手メディアや企業がすでにお金をかけて上位を取ってます。でもロングテールになると、派生も多いし検索ボリュームも少ないので、まだまだ狙える余地があります。

なので、初心者だったとしても検索1ページ目を狙いやすいですし、PVアップも見込めます。

ロングテールキーワードの選び方【3ステップでOK】

ステップ①:読者の悩みや目的を考える

まずやることは「読者の悩みを想像すること」です。

たとえば「副業 ブログ 始め方」で検索する人を思い浮かべてみてください。おそらくその人は、「会社の給料だけじゃ不安だから副業をしたい。でも、ブログってどうやって始めるの?何を書けばいいの?」といった悩みを抱えています。

この段階だと、WordPressという名前すら知らない可能性も考えられますよね。そこで「WordPressの開設方法」「おすすめジャンル」「まず書くべき記事ネタ」などの記事があれば読んでもらいやすくなります。

ポイントは、“自分が初心者だった頃に知りたかったこと”を思い出してみること。それを丁寧に伝えるだけでも、検索者にとってはめちゃくちゃ価値のある記事になります。

ステップ②:ツールで候補を見つける(無料ツールでOK)

次に、実際のキーワード候補をツールで探していきます。おすすめはこの3つ:

  • ラッコキーワード
  • Googleキーワードプランナー
  • Ubersuggest

どれも無料で使えるし、初心者でも感覚的に操作できます。

使い方は簡単。たとえば「ブログ」と入れると、関連するキーワード候補がズラーッと出てくるので、その中から具体的で悩みが明確そうなものをピックアップしましょう。

ステップ③:検索意図が明確なキーワードを選ぶ

キーワードを選ぶときのコツ、それは「この検索って、どんな悩みや行動につながるんだろう?」って、しっかり深掘りして考えてみることです。

たとえば、「ブログ 始め方 初心者」ってキーワードがあるとしますよね。これは単純に「ブログを始めたい」だけじゃありません。「パソコンに詳しくないけど、何から始めればいいか知りたい」とか、「できれば無料で始めたい」など、もっとリアルな悩みが隠れていることが多いです。

検索者のニーズを読み取るクセをつけておくと、検索キーワードの奥にある「読者の本音」が見えてきます。

「おすすめ」「やり方」「比較」「始め方」みたいな言葉が入っているキーワードは、特に検索意図がわかりやすいので初心者には超おすすめ。記事構成にも自然と落とし込みやすくなります。

SEO的にも読者にとっても「誰かの悩みに、どれだけピンポイントで答えられるか」が重要です。検索意図を理解して、それに応える記事を用意する。これができるようになると、ほんとに検索上位に行けるようになってきます。

私も最初は検索意図とか考えずにキーワードだけで書いてたけど、こういう視点を意識するようになってからグッと結果が出るようになりました。

初心者におすすめの無料ツール3選

初心者だけでなく、上級者も使っている無料で使えるツールです。

ラッコキーワード:大量のサジェストが見つかる

ラッコキーワードは、検索語を入れるとGoogleのサジェストキーワード(予測候補)を一気に出してくれる神ツール。

「ブログ 始め方」と入れると、「ブログ 始め方 初心者」「ブログ 始め方 稼ぐには」など、リアルな検索キーワードが一瞬でわかります。

無料でも十分使えるので、まずはこれだけでもOK。

Googleキーワードプランナー:検索ボリュームがざっくり見える

これはGoogle広告の中にある公式ツールです。

検索ボリューム(どれくらい検索されてるか)や競合性(ライバルが多いか)が確認できます。

あくまで目安だけど、「全く検索されてないワード」を避けるためのフィルターとして使えます。

Ubersuggest:競合チェックも簡単にできる

Ubersuggestは、キーワードの検索回数だけじゃなく、実際にそのキーワードで上位表示されてるサイトや、記事数、被リンク数まで確認できます。

これを使えば、「このキーワードはライバルが強すぎるからやめとこう」みたいな判断もできて便利です。

選んだキーワードをどう使う?【自然に組み込めばOK】

タイトルと見出しに入れるだけで十分

「ロングテールキーワードを選んだけど、どうやって記事に入れればいいの?」と悩む人、多いです。

結論はシンプル。「タイトル」と「見出し(H2やH3)」に自然に含めるだけでOK。

あとは本文にも会話の流れで自然に出せば大丈夫です。

無理に詰め込まなくてOK。読者に伝わる文を意識する

昔の私は「キーワード詰め込みすぎ」で失敗しました。

でも実際は、キーワードを何度も繰り返して変な文章の記事になるよりも、「読者の悩みにしっかり答える記事」を書くほうがSEOに効果的です。

Googleも日々進化していて、最近だと中身を見てしっかり判断してくれるので安心してください。

1記事に1つのロングテールキーワードが基本

最初のうちは、1記事に対して1つのロングテールキーワードでOKです。

これは、初心者にとって非常に大事なポイントです。というのも、たくさんのキーワードを1つの記事に盛り込もうとすると、記事の内容がブレてしまい、結果としてどの検索にも引っかかりにくくなってしまうからです。

たとえば、「ブログ 始め方」と「ブログ アクセス 増やし方」を同じ記事で書こうとすると、結局どちらのテーマも中途半端になりやすいんですね。そうすると、検索エンジンにも「このページは何について書いてるの?」と伝わりづらくなってしまいます。

だからこそ、「この記事は初心者向けのブログの始め方を解説する記事」とか「この記事はアクセスを増やす具体的な方法を紹介する記事」といったように、テーマを1つに絞るのが大事です。

まずはひとつのロングテールキーワードだけに集中して、それに対して丁寧に書く。これだけで、検索に引っかかる確率も、読者の満足度もグッと上がります。

よくある失敗とその対策【初心者がやりがちなミス】

検索されないキーワードを選んでしまう

いくら丁寧に記事を書いても、そもそも検索されないキーワードでは意味がないです。

キーワード選定前に、必ず「検索ボリューム」はチェックしましょう。目安としては月間10〜100回くらいでもOKです。逆にこれ以上大きいボリュームだと最初の頃は上位表示しにくいです。

詰め込みすぎて読みにくい文章になる

先程も書きましたが、キーワードを何度も無理に入れようとすると文章が変になってしまいます。

昔の私がまさにこれでした。でも、それじゃ読者は離れていくし、Googleにも嫌われます。

自然に、会話するような文でOKです。

検索意図を無視して書いてしまう

たとえば「ブログ 稼ぎ方 初心者」で検索する人に対して、「ブログとは?」から始めたらズレてますよね。

そのキーワードを検索する人が「何を知りたくて、どんな悩みがあって」検索してるのか?

これを想像して、先回りして答える記事にしましょう。

まとめ:ロングテールキーワードの選び方を覚えるだけで変わる

というわけで、今回は「ロングテールキーワードの選び方」について初心者向けに解説しました。

結論をまとめると、

  • ロングテールキーワードは3語以上の具体的な検索ワード
  • 初心者こそ狙うべきキーワード
  • 選び方は「読者の悩みを考える→ツールで探す→検索意図で絞る」
  • キーワードはタイトル・見出しに自然に含めるだけでOK
  • 検索されない・詰め込みすぎ・意図ズレに注意

この戦略さえ身に付ければ、本当にアクセスが伸びていきます。

私も本当にここを意識するようにしてからどんどん伸びたので、ぜひ試してみてください。

 

それでは、今回は以上です。